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風が強い日の釣りでは魚が釣れない?理由と対策まとめ

釣り
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「風が強い日には釣りをしても釣れないの?」と疑問に思って検索したあなた。

強風の日に釣りに出かけてみたものの、思うように釣果が上がらなかった経験はありませんか?実は、風の強さや方向によって、釣りが極端に難しくなることは珍しくありません。

この記事では、「風が強い日の釣りでは魚が釣れない」と感じるその理由を明確にしながら、サビキ釣りやルアー釣り、ウキ釣り、エギング、ぶっこみ釣りなど、それぞれの釣法における風の影響や注意点、風の日でも釣れる可能性を上げるための工夫をわかりやすく解説していきます。

また、

  • 「風速はどれくらいまでが釣りの限界?」
  • 「風裏ポイントの見つけ方は?」
  • 「横風や向かい風での仕掛けの工夫は?」

といった具体的な悩みにも丁寧に答えます。

風が強い日でも、ポイントと道具の選び方次第で釣果は大きく変わります。釣れない原因をしっかり理解すれば、次の釣行では自信を持って竿を出せるはずです。

この記事のポイント
  • なぜ風が強い日には釣りが釣れない状況になりやすいのか
  • 各釣法(サビキ・ルアー・ウキなど)が風から受ける具体的な影響
  • 風速や風向きごとの釣りへの影響と対応策
  • 風対策として有効なタックルやポイントの選び方

風が強い日の釣りで釣れないのはなぜ?その原因を解説

  • サビキ釣りが風に弱い理由とは
  • ルアー釣りは強風でどう変わるのか
  • ウキ釣りが風で釣れなくなる仕組み
  • エギングは風の影響を受けやすい?
  • ぶっこみ釣りは強風時に向いている?

サビキ釣りが風に弱い理由とは

「サビキ釣りって風に弱いって聞くけど、なんで?」そんな疑問を持つ方も多いと思います。たしかに、風が強い日にはサビキ釣りが思うようにいかないことがよくあります。

仕掛けが軽く、風に流されやすい

サビキ釣りは基本的に「コマセ」と呼ばれる撒き餌を使って魚を寄せ、その近くに複数の針がついた仕掛けを漂わせて釣る方法です。

しかしこの仕掛け、実はとても軽量。風が吹くと簡単に流されてしまい、狙った場所に仕掛けが留まりにくくなります。

風で潮の流れが変わり、群れが散ることも

風が強いと水面がざわつくだけでなく、海中の潮の流れも乱れやすくなります。その影響で、コマセに寄ってきた魚の群れが散ってしまうこともあるようです。

これにより、せっかく集めた魚が離れていってしまい、釣果が激減するケースも報告されています。

風が強い日に起きやすい問題

サビキ釣りは特に初心者にも人気の釣り方ですが、強風の日には以下のようなトラブルが起きやすくなります。

【起こりやすいトラブル一覧】

  • 仕掛けが風で流され、足元に絡まる
  • 投げたコマセが狙いの場所に届かない
  • 仕掛けが風に煽られて手元で絡む
  • 周囲の釣り人と仕掛けが絡みやすくなる

ちょっとした風でもこういったことが起きるので、特に風速が5m以上の日には注意が必要です。

サビキ釣りに向かない風の日の見分け方

気象アプリや釣り専用の天気サイトで「風速」をチェックするクセをつけましょう。目安としては、風速4mを超えると仕掛けが安定しづらくなり、5m以上だとかなり釣りにくくなります。

ルアー釣りは強風でどう変わるのか

「ルアー釣りって風の影響受けるの?」と思う人も多いですが、実際には風の強さや方向で釣り方がガラッと変わります。ここではその変化について詳しく見ていきましょう。

キャスト精度が落ちて狙いにくくなる

強風の日に最も苦労するのがキャスト(投げ)の精度です。風があるとルアーが空中で流されやすく、思ったところに飛んでくれません。

特に向かい風のときは飛距離も落ちてしまい、ポイントに届かないことも多くなります。

ラインが風に流されてアタリが取りにくい

風があると、ライン(糸)が風に煽られてふくらんでしまうことがあります。この「ラインスラック」と呼ばれる状態になると、ルアーの動きが不自然になるうえに、魚がかかった時の感触(アタリ)も伝わりにくくなるんです。

風が強い日のルアー釣りに起きやすい問題

強風時のルアー釣りでは、以下のような問題が起きやすくなります。

【強風時に起こる問題】

  • 投げたルアーが意図しない方向へ飛ぶ
  • ラインが風で絡まりやすくなる
  • 水面が波立ち、ルアーの動きが見えづらい
  • 着水音が大きくなり、魚が警戒する

こうした問題は特に初心者の方にとっては大きなストレスになるかもしれません。

強風時に使いやすいルアーの特徴

風のある日は「重めのルアー」を使うと安定します。空気抵抗が少なく、風に流されにくいため、狙った場所に届きやすくなるからです。

また、ラインは細すぎると風に煽られやすいため、やや太めのものを使うのも有効です。

ウキ釣りが風で釣れなくなる仕組み

「ウキ釣りは風の影響を受けやすいって聞いたけど、どうして?」と思っている方に向けて、風がウキ釣りに与える具体的な影響を解説します。

ウキが風に流されて狙いがブレる

ウキ釣りは、仕掛けの動きや魚のアタリをウキで判断する釣り方です。しかし風が強いと、ウキごと仕掛けがどんどん流されてしまい、魚がいる場所からどんどんズレてしまうことがあります。

これにより、狙いたいタナ(水深)やポイントにエサを届けにくくなってしまうんです。

風が波を生み、アタリが見えにくくなる

風が強いと海面に波が立ちますよね。ウキ釣りではウキの動きをよく見ることが重要ですが、波があるとアタリと波の区別がつきにくくなります。

これにより、魚が食いついても気づけず、針にかからないこともあります。

ウキ釣りが難しくなる風の条件とは?

ウキ釣りでは以下のような気象条件があると釣果が落ちやすいです。

【ウキ釣りと相性が悪い風条件】

  • 横風が強く、ウキが横へ流れる
  • 強い向かい風で仕掛けが飛ばない
  • 風速が5m以上で波が高くなる
  • 突風が吹き、仕掛けが絡まりやすくなる

これらの条件がそろうと、ウキ釣りの精度が極端に落ちると言われています。

風の日にウキ釣りをするなら?

それでもウキ釣りをしたいなら、風裏のポイントを選びましょう。波が立ちにくい場所であれば、ウキの視認性も高まり、アタリも見逃しにくくなります。

また、ウキのサイズをひと回り大きくしたり、浮力の強いウキに変えることで、多少の風なら安定感を得られます。

エギングは風の影響を受けやすい?

「エギングって風に弱いって言われるけど、ほんとかな?」そんなふうに感じたことはありませんか?たしかに、風があるとエギングの難易度は一気に上がります。

軽いエギは風に流されやすい

エギングに使う「エギ(疑似餌)」は軽くて空気抵抗を受けやすいため、風の影響をかなり受けます。特に風速が4m以上あると、キャストの精度が落ちてしまい、狙ったポイントにエギを届けるのが難しくなる場面が増えてきます。

また、ラインも風で膨らみやすく、水中のエギの動きが安定しません。アクションが伝わりにくくなり、イカに違和感を与えてしまう可能性もあります。

ラインスラックでアタリが取れないことも

風が強い日は、エギを沈めたあとに出るラインが風で大きくふくらみます。この状態を「ラインスラック」といいます。

ラインが風に流されると、イカが抱きついたときの感触が手元に届きにくく、アタリを見逃しやすくなります。

風の強さだけでなく、風の「方向」にも注意が必要です。向かい風よりも横風の方がラインが流されやすいため、アタリが取りづらくなります。

風の強い日によくある失敗例

風が強いと、次のようなトラブルや釣果ダウンの原因になりやすいです。

【風の日のエギングで起こること】

  • エギが飛ばず、遠投ができない
  • 風でラインが膨らみ、アクションが伝わらない
  • 波で水中の動きが見えづらくなる
  • アタリが分かりづらく、フッキングに失敗する

このようなトラブルは、初心者にとって特に悩ましいポイントかもしれません。

風の日でもエギングを楽しむには?

それでも釣りに行きたい場合は、エギの重さを上げたり、風に強いPEラインを選んだりする工夫が必要です。風裏になる堤防やテトラ帯など、比較的風が遮られるエリアを選ぶのも有効な手段とされています。

風速が5mを超える場合は、無理に続けず、安全第一で判断することが大切です。

ぶっこみ釣りは強風時に向いている?

「風が強い日でも釣りをしたい…」そんなとき、ぶっこみ釣りは選択肢のひとつになるかもしれません。では本当に、強風でも有利に働くのでしょうか?

重いオモリで仕掛けが安定する

ぶっこみ釣りは、重いオモリとシンプルな仕掛けを使って、海底にエサを置く釣り方です。仕掛けを底に「置いておく」スタイルなので、風による影響を受けにくいと言われています。

風が強い日でも、海底まで届いていれば仕掛けはそこにとどまりやすく、水中の変化を受けづらいという特徴があります。

ただし風向きや波の影響には注意が必要

とはいえ、まったく風の影響を受けないわけではありません。仕掛けが海底にあっても、風が波を大きくすると、ラインが上下に引っ張られてアタリがわかりにくくなることがあります。

また、風が正面から吹くような場所では、投げた仕掛けが戻ってきたり、思ったよりも飛距離が出なかったりといった問題も起こります。

ぶっこみ釣りで注意すべきポイント

強風でも比較的安定した釣りができるぶっこみ釣りですが、次のような点に注意が必要です。

起こりやすいトラブル内容対策方法
オモリが軽くて流される強風で仕掛けが安定しない25号〜30号の重いオモリを使用する
波が高くてアタリがわかりにくいラインが上下して感度が鈍る感度の高い竿・硬めの穂先を使う
向かい風でキャストが飛ばない投げた仕掛けが戻されてしまう風向きを考慮して斜め方向にキャストする
ラインのたるみでアワセ遅れる風でラインがふくらんで感度が落ちるナイロンラインやPEラインで調整する

このような状況では、釣果が下がる可能性があります。釣行前の気象チェックが欠かせません。

風の日にぶっこみ釣りを成功させるコツ

風速が強いときは、重めのオモリ(25号〜30号など)を使うと安定します。また、堤防の風裏に位置するポイントを選ぶことで、風と波の影響を減らせます。

PEラインよりも伸びの少ないナイロンラインを選ぶことで、アタリも取りやすくなると言われています。

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ぶっこみ釣りでは重めのオモリが安定の鍵。こちらのゴム管入りオモリは潮の抵抗にも強く、仕掛けを海底にしっかりキープします。

強風や波の影響がある日でも、安定した釣りが期待できるアイテムです。初心者でも扱いやすいのでおすすめです。

風が強い日の釣りで魚が釣れないときの対処法と工夫

  • 強風の堤防で安全に釣りをするには
  • 横風が釣りに与える影響と対策
  • 風速別に見る釣りの目安とは
  • 風はどのくらい吹くと釣りに影響する?
  • 風裏ポイントの探し方と選び方
  • 風対策に有効なタックルと仕掛けの工夫

強風の堤防で安全に釣りをするには

「風が強い日でも堤防で釣りができる?」と感じたことはありませんか?

実際、風速次第では釣りどころか危険な状況になりかねません。ここでは、強風時に堤防で安全に釣りをするためのポイントを解説します。

風速の目安を知ることが第一歩

堤防で釣りをする際は、事前に風速をチェックすることが基本です。特に風速5m以上になると釣りがしにくくなり、7mを超えると安全面でも注意が必要と言われています。

釣り専用の天気アプリでは、エリアごとの風速・風向きが確認できるので、必ずチェックしておきましょう。

堤防での事故は強風時に起こりやすい

風が強い日に堤防で起こりやすい事故には、以下のようなものがあります。

【強風の堤防で起こるリスク】

  • 強風にあおられてバランスを崩す
  • 荷物や道具が飛ばされて転倒につながる
  • 波しぶきで足元が滑りやすくなる
  • 飛ばされた帽子やタックルを追って落水する

こういったリスクを少しでも避けるために、装備や場所選びがとても大切になります。

強風の堤防で安全に釣るためのポイント

風が強い中でも釣りをしたい場合は、次のような工夫をしておきましょう。

【安全に釣るための基本対策】

  • ライフジャケットを必ず着用する
  • 滑りにくい靴を履く
  • 荷物は極力減らして整理する
  • 強風時は堤防の先端を避ける
  • 道具は風に飛ばされないよう固定する

特に堤防の先端部分や高波が当たりやすい位置は、風の通り道になることが多く、危険が伴いやすいので避けるようにしましょう。

風裏になる堤防を選ぶのもひとつの方法

「風裏(かぜうら)」とは、風を遮る地形や建物などによって、風が弱くなっているエリアのことを指します。風裏になる堤防を選ぶことで、風の影響を大きく軽減できることがあります。

釣り場を選ぶ際は、地図アプリや航空写真などで周辺の地形を確認してみると、風裏の可能性が高い場所を見つけやすくなります。

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強風時の堤防釣りではバランスを崩しやすいもの。滑りにくい靴+ライフジャケットは必須装備です。

こちらは軽量で通気性が良く、ポケットも多いため道具の収納にも便利です。万が一の落水でも安心できます。釣行時の安全対策としてぜひ検討してください。

横風が釣りに与える影響と対策

「横風があると釣りってやりづらい…」そう思ったこと、ありませんか?

風の向きの中でも、横風は仕掛けやラインに最も影響を与える厄介な存在です。ここでは、その影響と対策を詳しく解説していきます。

横風はラインの制御を難しくする

横風があると、キャストしたあとの糸(ライン)が風に流されて弓なりになります。この状態を「ラインスラック」と呼びます。

ラインが風に煽られると、魚のアタリが手元に伝わりにくくなり、フッキング(合わせ)が遅れやすくなるんです。また、ルアーや仕掛けの動きも不自然になり、魚に見切られる原因にもなります。

仕掛けが安定しないため、釣果も落ちやすい

横風が強いと、狙いたいポイントに仕掛けが届かなかったり、ウキやエギが左右に流されて思うように操作できないことがあります。

これにより、エサの位置がずれてしまい、魚が集まりにくくなるという悪循環につながってしまうんですね。

横風に強い釣り方・タックルの工夫

では、横風でも少しでも快適に釣るためにはどうすればよいのでしょうか。

【横風対策に有効な方法】

  • ラインは風に強い太めのナイロンに変更する
  • ロッドを低く構えてラインのふくらみを抑える
  • 重めの仕掛け・ルアーを使って風に流されにくくする
  • キャスト方向を風に合わせて斜めに調整する

これらの工夫を組み合わせることで、ある程度の横風なら問題なく釣りを続けられる場合もあります。

ポイント選びと事前の風向きチェックも重要

横風が避けられない日でも、「釣り場の向き」によって影響を減らせることがあります。例えば、南風が強い日なら北向きの釣り場を選ぶと、風が正面または背後から当たるため横風になりにくいです。

釣行前には、気象情報サイトや釣り専用アプリで「風向き」を確認しておくと失敗を減らせます。

風速別に見る釣りの目安とは

「風ってどれくらい吹くと釣りに影響するの?」と気になる人は多いはずです。実際、風速ごとに釣りのしやすさは大きく変わります。

ここでは風速のレベルごとに、どんな釣りができるのか目安を紹介します。

風速1〜3mは釣りに最適なコンディション

この程度の風速であれば、海も穏やかで仕掛けも安定しやすい状況です。初心者でも安心して釣りが楽しめる風速帯と言えるでしょう。

ウキ釣りやサビキ釣り、エギングなど幅広い釣法に対応しやすく、魚の警戒心も比較的低めです。

風速4〜5mはやや注意が必要

このあたりから風の影響を少しずつ感じ始めます。軽い仕掛けは流されやすく、特にサビキ釣りやウキ釣りではコントロールが難しくなる場面もあります。

ラインが風で煽られたり、アタリが取りにくくなったりと、釣果に影響が出てくるのがこの風速帯です。

風速6〜7mになると経験者でも難しい

風速6mを超えると、キャスト時にルアーや仕掛けが狙った場所に届きにくくなり、ラインも大きく膨らみます。こうなると釣りそのものがストレスになりがちです。

風の強い日でも比較的強い「ぶっこみ釣り」や「重めのルアー」を使う釣りであれば、何とか成立する場合もあります。

風速(m/s)状況の目安釣りのしやすさ推奨される釣法
1〜3海は穏やかで安定している非常にしやすい(初心者向き)サビキ釣り、ウキ釣り、エギングなど
4〜5少し風の影響を感じるやや難しくなるぶっこみ釣り、重めのルアー
6〜7明確に風の影響が出始める難易度が高くなる経験者向け。ぶっこみ釣りのみ推奨
8以上釣りそのものが危険なレベル原則中止を検討するべき安全面を最優先。釣行見送り

風速だけでなく「風向き」も考慮する

いくら風速が許容範囲でも、風向きによっては釣りが成立しないこともあります。特に横風は釣りの操作性を下げる要因になりやすいので、風向きも天気アプリで確認しておきましょう。

風はどのくらい吹くと釣りに影響する?

「今日は風が強いけど、釣りできるかな…?」と迷ったことはありませんか?風速の数値を見てもピンと来ない人のために、具体的にどのくらいから影響が出るのかを紹介します。

釣りに影響が出始めるのは風速4mあたりから

風速4mを超えると、仕掛けが安定しなくなったり、ルアーの飛距離が落ちたりといった変化が出やすくなります。この時点で軽量な仕掛けや細いラインは風に流されやすく、思い通りの釣りが難しくなることがあります。

特に海釣りでは、波も立ちやすくなるため、安全面も意識する必要が出てきます。

風速6m以上で釣りに支障が出る可能性

風速6〜7mになると、ほとんどの釣法で釣果が落ちやすくなり、仕掛けのトラブルも増えます。キャストは風で流され、ラインが膨らんでアタリが見えづらくなるなど、操作性の低下が目立ちます。

【風による具体的な影響リスト】

  • ラインが風に流され、糸ふけが出やすい
  • キャスト精度が落ちて、狙ったポイントに届かない
  • ウキが風で流されて正確な位置をキープできない
  • ルアーの動きが不自然になり、魚に見切られる

これらの影響を複合的に受けるため、釣りの成果が極端に下がることもあります。

風速8mを超える日は原則釣りを控える

風速8m以上になると、単なる釣りづらさではなく「危険」の領域に入ります。波が高くなり、堤防や磯場では足元が滑りやすくなるほか、突風による転倒や落水のリスクも考えられます。

このような日は無理をせず、釣行を見送る判断も重要です。

釣行前には風速だけでなく総合的な判断を

風速が釣りに与える影響は大きいですが、釣りが成立するかどうかは、以下のような複数の要素で判断すべきです。

【釣行前に見るべきポイント】

  • 風速と風向きの両方
  • 波の高さ(うねり)
  • 潮の動き(潮汐・満潮干潮)
  • 場所の安全性(足場の広さ、堤防の形状)

これらを事前にチェックしておくことで、風がある日でも適切な判断ができるようになります。

風裏ポイントの探し方と選び方

「風が強い日でも、なんとか釣りがしたい」そんなときに覚えておきたいのが“風裏(かぜうら)ポイント”です。風を避けて釣りがしやすい場所を見つけるための探し方を紹介します。

風裏とはどういう場所なのか?

風裏とは、風が地形や建物などの障害物によって遮られ、風速が弱まるエリアのことを指します。こういった場所では水面が安定しやすく、仕掛けの流されにくさや魚の活性にも好影響が出やすいとされています。

釣りが成立しにくい強風時でも、風裏を選ぶことで快適な釣りができる可能性が高くなります。

風裏を見つけるための基本チェック

風裏を効率よく探すためには、風向きの理解が大切です。風向きに応じて、どの方角の釣り場が風裏になるのかを逆算して考えるのがポイントです。

風の向き風裏になりやすい釣り場例
北風南向きの防波堤、港の内湾側
南風北向きの磯場、堤防の裏側など
東風西側の入江、岬の陰
西風東向きの護岸、湾奥の岸壁
不安定な風向き高台の裏、建物の影、トンネル出口周辺など障害物のある場所

こうした特徴をもとに、地図アプリや航空写真を使えば、事前に候補地をいくつかピックアップすることができます。

風裏でも油断できないポイント

風裏は風を遮ってくれる一方で、「潮通しが悪い」「魚の回遊ルートから外れている」などのデメリットもある場合があります。

特に冬場など、水温が安定しにくい時期は、魚が動きにくい場所になってしまう可能性もあるので、実際に現地の様子を確認することも大切です。

複数ポイントを比較することが大切

どれだけ地形的に風裏であっても、風の強さや方向が変化すれば状況はすぐに変わります。そのため、あらかじめ「第1候補・第2候補」と複数の風裏ポイントを準備しておくと安心です。

釣行前に天気予報アプリなどで、風向きの変化も含めてチェックしておきましょう。

風対策に有効なタックルと仕掛けの工夫

「風があると釣りにならない…」そんな悩みを解決するには、タックル(釣り道具)と仕掛けの工夫がカギになります。風に強いセッティングを考えてみましょう。

風に強いロッドやリールの特徴

ロッド(釣竿)は、風に煽られてもコントロールしやすい長さと硬さを選ぶのがポイントです。短めで張りのあるロッドは風の影響を受けにくく、キャスト時の安定性も高くなります。

リールはドラグ性能がしっかりしたものを使うと、突風によるライントラブルにも対処しやすくなります。

風の日におすすめのラインと仕掛け

風が強いときは、細すぎるラインだと風に流されやすくなります。そのため、やや太めのナイロンラインや、コシのあるフロロカーボンを選ぶと扱いやすくなります。

【風対策に適した仕掛け・ライン】

  • ナイロンライン:柔らかく風に強い
  • フロロカーボン:沈みが早く安定する
  • 重めのオモリ:風で浮きやすい仕掛けを安定させる
  • 大きめのウキ:視認性が高く、風でも流されにくい

これらの組み合わせで、仕掛けが風に流されにくくなり、アタリも見やすくなります。

ルアーやエギは重さを変えて対応

風が強い日は、ルアーやエギの重さを1〜2段階上げることで、飛距離が伸びて狙いたいポイントに届きやすくなります。軽いルアーや小型のエギは、風に押されて飛ばなかったり、沈む前にラインが流されてしまうため、適切な重さ選びが重要です。

また、空気抵抗の少ないシルエットのルアーを選ぶのも有効な工夫のひとつです。

風を見越した釣りのスタイル選びも有効

前述の通り、ぶっこみ釣りや底狙いの釣法は、仕掛けが海底にとどまるため風に強いという特徴があります。

逆に、軽量なウキ釣りやサビキ釣りは風に流されやすいため、あえて釣り方を変更するという判断も大切です。状況に応じてスタイルそのものを見直すことが、風の中でも釣果を出す近道になるかもしれません。

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風でラインが煽られやすい日には、少し太めでコシのあるナイロンラインが安心です。

たとえば「サンライン ナイロンライン クインスター 600m」は、扱いやすさと強度のバランスが良く、飛距離や操作性をキープしながら風に強い特性があります。

太さを選べばウキ釣りやルアーにも使えて汎用性◎。釣り場でのストレス軽減にもつながります。

風が強い日、釣りで魚が釣れないと感じるときに押さえるべきポイント

  • 風が強い日、釣りが釣れない原因のひとつは仕掛けが流されやすいこと
  • サビキ釣りは風で仕掛けや撒き餌の精度が下がる
  • ウキ釣りでは風の影響でアタリが見えにくくなる
  • 横風はウキやエギのコントロールを難しくさせる
  • ルアー釣りでは風で飛距離が落ち、ポイントに届きにくくなる
  • エギングでは風によってアクションが伝わりにくくなる
  • ラインが風でたるみ、アタリが取りにくくなる場面が増える
  • 強風時は魚が散りやすく、群れを見失いやすい
  • 風が強い日でも釣りをするなら、風裏のポイントを選ぶのが鉄則
  • 堤防では風でバランスを崩しやすく、安全面にも注意が必要
  • 風速4m以上から釣果が落ち始める傾向がある
  • 風速6mを超えると多くの釣り方で困難が生じやすい
  • ぶっこみ釣りは風の日でも比較的安定して狙える釣法
  • 重めのオモリや太めのラインが風対策として有効
  • 地形・風向き・釣法をセットで考えることが、釣果アップへの近道

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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