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渓流釣りシーズン完全攻略!地域別の解禁情報も

釣り
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「そろそろ渓流釣りのシーズンかな?」と感じたら、まずは時期や地域ごとの解禁情報をしっかり確認しておきたいところです。

実は、渓流釣りの解禁日には地域差があり、例えば愛知県では比較的早くスタートできる一方で、東北や北海道では春の訪れを待つ必要があります。

この記事では、渓流釣りのベストシーズンがいつなのか、春はいつから釣れるのか、また地域別解禁日の違いを分かりやすくまとめています。

さらに、禁漁期間の考え方や、夏に釣れない理由、そしてイワナやヤマメが釣れやすい時期についても詳しく解説。

初めて渓流釣りに挑戦する方に向けては、初心者におすすめの時期や、タックル初心者に最適な道具一式、3月に使いやすいルアーの特徴、さらに3月の渓流釣りに適した服装と防寒対策まで、実践的な準備もばっちりカバーしています。

釣れる時間帯の目安や、解禁前に揃えておきたい準備についても触れているので、初めてでも安心して釣行計画を立てられます。

「渓流釣りシーズンにいつ行くべきか?」その答えがきっと見つかるはずです。

この記事のポイント
  • 地域ごとの渓流釣りの解禁日や禁漁期間の違いを把握できる
  • 渓流釣りに適した時期やベストシーズンの見極め方がわかる
  • 初心者向けの準備や道具選びのポイントを理解できる
  • 魚が釣れやすい時間帯や季節ごとの狙い方を学べる

渓流釣りのシーズンはいつからいつまで?

  • 地域別解禁日の違いを知っておこう
  • 春はいつから釣れる?解禁日の目安とは
  • 渓流釣りの禁漁期間と注意すべきポイント
  • イワナがよく釣れる時期はいつ?
  • ヤマメのベストな釣り時期をチェック
  • 渓流釣りのベストシーズンとその理由

地域別解禁日の違いを知っておこう

渓流釣りって、全国どこでも同じ日にスタートするわけじゃないんです。場所によっては2月中旬から釣りができる川もあれば、まだ雪に覆われていて釣りどころではない地域もあります。

ここでは、地域ごとに異なる渓流釣りの「解禁日」について、わかりやすく整理してみましょう。

地域によって渓流釣りのスタート時期が異なる理由

渓流釣りには「解禁期間」と「禁漁期間」が設けられていて、これは魚の繁殖を守るための大切なルールです。この期間設定は、各地の気候や水温、魚の産卵状況などをもとに決められており、全国一律ではありません。

特に寒さの厳しい東北や北海道などでは、解禁が遅めになる傾向があります。

一方で、比較的温暖な関東〜中部地方では早めにスタートすることが多いです。ただし、都道府県の中でも川によって日付が違うケースもあるので、出かける前にしっかり調べておく必要があります。

地域ごとの渓流釣り解禁時期の目安

おおまかな目安ですが、地域別に見ると以下のような傾向があります。

地域主な都道府県例解禁時期の目安
関東・中部地方山梨県、長野県など2月中旬〜3月1日ごろ
ただし一部地域では2月中旬ごろから解禁されるケースもあり
東北地方秋田県、岩手県など3月下旬〜4月上旬
北海道北海道全域5月〜6月(雪解け後)
雪解けが遅いため、解禁時期も遅れる傾向
近畿・中国地方奈良県、広島県など3月初旬〜中旬
愛知県(参考)愛知県内の主要河川3月1日前後からが多い

解禁情報は漁協の公式情報を必ず確認しよう

インターネットで「○○川 解禁日」と検索すれば、すぐに情報が出てくることもありますが、年ごとにルールが変わることもあります。

もっとも信頼できるのは、やはり各地域の漁協や自治体の公式情報です。

チェックしておきたい公式サイト

釣行前には必ず最新情報を確認して、ルールを守って安全に楽しみましょう。

春はいつから釣れる?解禁日の目安とは

「春になったし、そろそろ渓流釣り始めていいのかな?」そう思ったあなたへ、ここでは“春の釣りスタート時期”の目安についてまとめました。

春の解禁は「地域ごと+年ごと」に違いがある

実際、春の「いつから釣れるか」は毎年同じとは限りません。天候や積雪状況によって、解禁日が多少前後することもあります。また、地域差も大きく、雪深いエリアでは春でも釣りにならない場合もあります。

多くの地域では、3月1日から解禁する川が多く、これが「春の渓流釣りスタート」の合図とされています。ただし、これはあくまで目安。事前に公式情報を確認しておくのが基本です。

春の解禁釣行で気をつけたいポイント

春の解禁直後は、水温が低く魚の活性も低め。釣果は安定しづらいこともあります。また、雪解け水が入って水量が増していることもあり、足場や流れには十分注意が必要です。

春の渓流釣りで注意すべきこと
  • 朝は冷え込むので防寒対策は必須
  • 解禁直後は魚の動きが鈍く、釣りにくい
  • 雪解けの影響で濁りや増水に注意
  • 一部エリアではまだ禁漁の川もある

解禁日が早い地域でも「釣れる」とは限らない

早く釣りが始められるのは魅力ですが、「解禁日=ベストシーズン」ではありません。魚が動き出すのは、水温が安定する3月中旬〜下旬が多いとされています。

このため、無理に解禁日に合わせるより、少し待ってからのほうが安全で釣果も安定しやすいという考え方もあります。

春先の情報収集はこまめに行おう

早春は天気が変わりやすく、川の状況も刻々と変化します。釣行前は必ず、天気予報・水位情報・漁協の情報を確認してから出かけるようにしましょう。

こうすることで、安全に、そして快適に春の渓流釣りを楽しむことができます。

渓流釣りの禁漁期間と注意すべきポイント

「渓流釣りって、ずっとできるんじゃないの?」と思っている方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。渓流釣りには“禁漁期間”が設けられていて、この期間は釣りが禁止されています。

禁漁期間がある理由とは?

禁漁期間は、主に魚の産卵や生育環境を守るために設けられています。特にイワナやヤマメなどの渓流魚は、秋に産卵期を迎えるため、その前後の数ヶ月間は釣りが制限されるのが一般的です。

魚を持続的に楽しむためにも、このルールはとても大切。漁業協同組合(漁協)や自治体がそれぞれ決めていて、違反すると罰金や罰則が課される場合もあるので要注意です。

地域ごとの禁漁期間の違い

禁漁期間は全国一律ではなく、地域によって多少異なります。早いところでは9月から始まり、翌年の2月末まで続くこともあります。

地域禁漁期間の目安
関東・中部地方9月末〜翌年2月末
東北・北海道地方10月中旬〜翌年5月ごろ
愛知県(参考)多くの河川で9月末までが目安

つまり、秋に渓流釣りを考えているなら、その川の禁漁時期をしっかり調べておかないと「釣りができない」ということも十分あり得ます。

禁漁期間中のルールと注意点

釣りができないだけでなく、以下のような行為も基本的に禁止されています。

禁漁期間中のNG行為
  • 魚を目的とした川への立ち入り(特定エリア)
  • 網や罠の使用
  • タモでの捕獲や水中観察行為

これらは「漁業調整規則」で定められており、違反すると行政処分や罰則対象になることもあります。

情報収集は漁協と公的サイトが安心

禁漁期間は漁協が発行する遊漁券や公式サイト、都道府県の内水面漁業情報ページで確認できます。
釣行前にチェックしておくことで、思わぬトラブルを避けることができます。

イワナがよく釣れる時期はいつ?

「イワナっていつが一番釣りやすいの?」と疑問に思っている方も多いはずです。イワナはとても警戒心が強く、狙い方や時期によって釣果が大きく変わります。

イワナが釣れる主な時期

一般的に、イワナの釣りやすい時期は「渓流釣りの解禁直後〜初夏(3月〜6月)」と「秋口(9月)」の2回に分かれています。

これには、気温や水温が大きく関係しています。水温が10〜15度程度のとき、イワナは活発にエサを探し回るため、釣りやすくなると言われています。

イワナ釣りに最適なタイミングとは

ベストな時間帯は「早朝」または「夕暮れ」。とくに夏場は日中に水温が上がりすぎるため、イワナが岩陰に隠れてしまい、釣れにくくなります。

イワナが狙いやすい時期・時間帯
  • 3月〜6月:水温が安定し、釣りやすい
  • 9月:秋の産卵前で活性が高まる
  • 時間帯:日の出直後・夕方の薄暗い時間

このようなタイミングを選ぶことで、釣果アップにつながります。

季節によるイワナの行動パターンも理解しよう

春は水温が低いため、動きがゆっくり。仕掛けをゆっくり流すのがポイントです。夏は深場や木陰に潜んでいることが多く、場所選びがカギになります。秋は活性が高く、比較的浅い場所にも出てくるため、テンポよく探るのが有効です。

地域差や標高も考慮することが大事

イワナは標高の高い冷水域を好むため、標高が高い山岳渓流では夏でもよく釣れるケースがあります。逆に標高の低い渓流では、初夏や秋のほうが釣果が安定する傾向があります。

このように、時期・時間・場所の3つを上手に組み合わせることで、イワナ釣りの成功率はぐっと上がります。あなたの行きたい川の環境を事前にリサーチしてから計画を立てましょう。

ヤマメのベストな釣り時期をチェック

ヤマメって、いつ釣りに行けば一番よく釣れるの?そんな疑問を持っている方は多いと思います。ここでは、ヤマメの釣れる時期をできるだけ具体的に解説していきます。

ヤマメが釣れる時期は「春〜初夏」と「秋」が中心

ヤマメは3月から9月頃まで釣ることができますが、特によく釣れる時期は3月下旬〜6月中旬、そして9月初旬です。このタイミングは水温が安定しており、エサを活発に食べるため釣果が伸びやすいとされています。

地域差もありますが、以下のような目安が参考になります。

時期特徴
3月下旬〜6月中旬水温が安定し、活性が高まる
9月上旬産卵前でエサを活発に食べるタイミング
水温10〜15℃最も活性が高いとされる条件

水温はヤマメの活性に大きく影響します。逆に真夏の渇水時期や真冬はあまり釣果が望めません。

朝と夕方が狙い目!時間帯もチェック

時期だけでなく、時間帯も大切です。ヤマメは明るい日中よりも、日の出後や夕方のほうがエサを探してよく動く傾向があります。

釣りやすい時間帯
  • 朝:日の出〜9時ごろ
  • 夕方:16時〜日没前

真昼は日差しが強くなるため、ヤマメが岩陰に隠れてしまうことがあります。そのため、時間帯をうまく選ぶことで釣果にも違いが出やすくなります。

活性の高い季節はルアーや餌釣りの選択肢も広がる

春〜初夏は特にルアーやエサ釣りに反応しやすく、初心者でも釣りやすいシーズンとされています。ただし、川の水量が多い場合や増水しているときは、安全を最優先にしましょう。

また、秋になると体力をつけるためエサへの食いつきもよくなり、釣りごたえがアップします。一方で禁漁期間が近づいている場合もあるので、漁協の情報を事前に確認してから釣行計画を立てるのが安心です。

渓流釣りのベストシーズンとその理由

「渓流釣りっていつが一番楽しいの?」この疑問、初心者だけでなく経験者でも意外と悩むポイントだったりします。

ここでは、ベストシーズンの時期とその理由を丁寧に整理してお伝えします。

ベストシーズンは「春〜初夏」+「初秋」

渓流釣りのベストシーズンは、3月の解禁直後から6月ごろまでと、9月の初め頃がよく挙げられます。これには、気温・水温・魚の活性がすべて釣りに適しているという条件が揃っているからです。

おすすめの時期と特徴
  • 3月〜6月:水温が安定し始め、魚の活性が上昇
  • 9月:産卵前で魚が活発にエサを探す
  • 梅雨明け〜夏前:水位も落ち着き、釣行しやすい

この時期は自然も美しく、新緑や虫の活動も盛んなため、魚にとっても“食欲が増すタイミング”と言えるでしょう。

夏は釣れない?そんな時期の注意点

「夏は釣れにくい」と言われることがありますが、それには理由があります。夏場は日中の水温が高くなりすぎるため、魚が活動を控える傾向にあるからです。

夏場の渓流釣りで注意すべきこと
  • 日中は釣果が落ちやすい(特に12時〜15時)
  • 魚が深場や日陰に隠れてしまう
  • 渇水で魚の警戒心が強くなる
  • 熱中症や虫対策など人間側のリスクもある

このように、真夏の釣りは「時間帯」と「場所選び」がかなり重要になってきます。

ベストシーズンをもっと楽しむための工夫

せっかくの良い季節を最大限に楽しむには、以下のようなポイントも押さえておくと良いでしょう。

ベストシーズンの楽しみ方
  • 早朝や夕方の時間帯を狙う
  • 虫の出る時期にはドライフライが効果的
  • 天候や気温の変化をこまめにチェックする
  • 安全のために渓流用シューズや防水装備を用意する

このように、渓流釣りのベストシーズンは自然のリズムと密接につながっています。釣りだけでなく、川辺の景色や静けさを楽しむのもこの時期ならではの魅力です。

渓流釣りシーズンに向けた準備とポイント

  • 初心者におすすめの渓流釣りの時期とは
  • 3月に渓流で使うルアーの選び方と使い方
  • 解禁前に揃えておきたい道具 一式とは
  • 渓流釣り初心者向けのタックル選びの基本
  • 3月の渓流釣りに適した服装と防寒対策
  • 渓流釣りで魚が釣れやすい時間帯の目安

初心者におすすめの渓流釣りの時期とは

「そろそろ渓流釣り、始めてみたいな」そんな気持ちになった方にとって、いつ釣りを始めるかは重要なポイントです。特に初心者であれば、自然条件や釣果が安定している時期を選ぶのがおすすめです。

春〜初夏が渓流釣りを始めやすいタイミング

渓流釣りは、地域にもよりますが多くの場所で3月から解禁されます。初心者にとってこの「春〜初夏」は、環境的にも技術的にもハードルが低く、スタートにぴったりなシーズンです。

なぜなら、この時期は以下のような特徴があるからです。

春〜初夏が初心者に向いている理由
  • 魚の活性が徐々に高まり、釣れやすくなる
  • 水温や天候が安定し始め、安全に釣行できる
  • 日中でも快適な気温で、長時間の釣りがしやすい
  • 各地の釣具店に初心者向けの道具や情報が揃いやすい

こうした要素がそろっているため、安心して渓流釣りに挑戦できます。

初心者が避けたほうがいい時期もある

前述の通り、渓流釣りはいつでも快適というわけではありません。

特に真夏や真冬は、気象条件や魚の活性低下により釣果が出にくくなります。また、大雨の後などは増水や濁りで危険もあるため、無理に行くのは避けたほうが良いでしょう。

道具の準備と情報収集も時期選びのカギ

春先は、釣具店の品ぞろえも充実し、店員さんからアドバイスをもらいやすい時期です。
初めてで不安な方は、釣り教室やガイドサービスなどを活用するのもおすすめです。

3月に渓流で使うルアーの選び方と使い方

3月といえば渓流釣りの解禁時期。でも気温も水温もまだ低いこの季節、ルアーの選び方と使い方を間違えると、まったく釣れない…なんてことも起こりがちです。

3月は「小さめ・ゆっくり・自然な色」が基本

この時期は魚の活性がまだ低く、速く動くルアーや派手なカラーには反応しにくい傾向があります。だからこそ、シンプルでナチュラルなルアーを選び、慎重に攻めるのがコツです。

3月におすすめのルアーと特徴
  • 小型スプーン(1.5〜3g):ゆっくり沈み、アピール力控えめ
  • ミノー(40〜50mm):トゥイッチで魚に見せる間を作れる
  • シンキングタイプ:水深のあるポイントにも対応できる
  • カラーは茶系・銀系・オリーブ系など自然な色味が◎

ルアーの動きが強すぎると、魚が逃げてしまう可能性もあるため、必要以上に派手な動きは避けましょう。

操作方法は“丁寧さ”がカギになる

3月はまだ魚の反応が鈍いため、手早く広範囲を探るよりも「1か所をじっくり」が基本です。

たとえば、流れの緩やかな場所でルアーをゆっくり流す、障害物の影を重点的に狙う、といった工夫が必要です。

また、朝晩の冷え込みも強い時期なので、防寒対策は必須です。足元の滑り止めや濡れた手のケアなど、安全面にも気を配りながら楽しみましょう。

解禁前に揃えておきたい道具 一式とは

渓流釣りの解禁が近づくと、ワクワクしますよね。でも、いざ行こうとすると「何を持っていけばいいの?」と迷うこともあると思います。

ここでは、初心者にもわかりやすく、解禁前に準備しておきたい道具を一式ご紹介します。

渓流釣りに必要なものは意外とシンプル

渓流釣りは海釣りと比べると道具の数はそこまで多くありませんが、揃えるべきアイテムを抜かしてしまうと、現場で困ることになります。

特に、解禁直後の春は気温も低く、足場も悪いので安全面も意識した装備が求められます。

  • 渓流竿またはルアーロッド(150cm〜180cm前後が扱いやすい)
  • リール(スピニングリール1000番〜2000番が目安)
  • ライン(ナイロンライン:4〜6ポンド)
  • ルアーまたはエサ(スプーン、ミノー、ブドウ虫など)
  • ウェーダーまたは渓流シューズ(滑り止め付きが安心)
  • タモ網(魚の取り込みに必要)
  • 針外しやラインカッターなどの小物
  • 防寒着とレインウェア(3月は特に寒暖差が大きい)

このセットがあれば、解禁直後の渓流釣りにも十分対応できます。

意外と忘れがちな「遊漁券」も必須アイテム

前述の道具に加えて、絶対に忘れてはいけないのが「遊漁券」です。

これはその川で釣りをするための“利用許可証”のようなもので、漁協ごとに料金と販売場所が異なります。

遊漁券がないまま釣りをすると、罰金対象になる場合もあるため注意が必要です。最近ではコンビニやWebで購入できる地域も増えているので、事前に確認しておきましょう。

現場での快適さを考えた+αの装備もおすすめ

最低限の道具が揃えば釣りはできますが、ちょっとした便利グッズがあると快適さが違います。

たとえば、折りたたみ式の腰掛けや防水バッグ、虫よけスプレーなど。釣りの最中に手が濡れたり汚れたりするので、タオルや手拭き用のウェットティッシュもあると重宝します。

これらを事前に準備しておけば、解禁当日に慌てることなく、渓流釣りを思いっきり楽しめるはずです。

おすすめアイテム

足元をしっかりガードできるチェストハイタイプのウェーダーは、渓流釣りの解禁シーズンに絶対あると安心なアイテムです。

防水性が高く、腰まですっぽり覆う設計で濡れる不安がありません。滑りにくいソール付きなど、安全対策にも優れています。

渓流釣り初心者向けのタックル選びの基本

初めて渓流釣りを始めるとき、「タックルって何を選べばいいの?」と悩む人はとても多いです。専門用語も多くて難しく感じるかもしれませんが、大丈夫。

ここでは初心者に向けて、渓流釣りに必要なタックルの基本をやさしく解説していきます。

渓流釣りのタックルとは?

タックルとは、「釣りに使う道具一式(ロッド・リール・ラインなど)」のことです。

渓流釣りでは、狭い川幅や障害物の多い場所が多いため、機動性が求められます。そのため、海釣りやバス釣りとは少し異なるタックル選びが必要になります。

初心者が選ぶべきタックルのポイント

どれを選べばいいのか迷ったら、以下のような基準で揃えてみてください。

初心者向けタックルの基本セット
  • ロッド(釣り竿):長さ150〜180cmの軽量スピニングロッド
  • リール:1000〜2000番クラスのスピニングリール
  • ライン:ナイロンライン4〜6lb(初心者に扱いやすい)
  • ルアー:小型スプーンやミノー(3〜5cm前後)
  • ハリ:バーブレス(返しなし)が初心者には安全

このようなセットであれば、無理なくキャストやアクションの練習ができます。最初から高価なモデルを選ばず、1万円前後のセットでも十分楽しめるので安心してください。

ロッドは“短め”を選ぶと操作しやすい

渓流釣りでは、木が生い茂った場所や足場の悪いところで竿を操作することが多くなります。

そのため、取り回しのしやすい短めのロッドが圧倒的に使いやすいです。また、軽さも重要。重い竿だと数時間の釣りで手首が疲れてしまうので、なるべく軽量なモデルを選ぶようにしましょう。

最初の一本は“汎用性重視”がベスト

前述のようなバランスの取れたセットであれば、ルアー釣りもエサ釣りも両方楽しむことができます。何にでも対応できるという意味で、最初の一本は“万能型”を選ぶのが無難です。

慣れてきたら、自分のスタイルに合わせて「トラウト専用モデル」や「源流向け」など、より専門的な道具にステップアップしていけばOKです。

初心者こそ、無理せずシンプルな構成から始めることが、長く渓流釣りを楽しむコツです。

おすすめアイテム

渓流釣り初心者向けのタックル」として紹介しているこのセクションにぴったりの渓流用ロッドとリールのセットです。

1万円台の価格帯で、扱いやすい軽量モデルが揃っており、初めての方でもスムーズにキャストやルアー操作が始められます。汎用性が高く、長く使える一式として安心です。

3月の渓流釣りに適した服装と防寒対策

「解禁シーズンだし、3月から渓流に出かけたい!」

そんな気持ちが高まる一方で、3月の渓流はまだまだ寒く、準備を怠るとケガや体調不良につながることもあります。

ここでは、3月にぴったりな服装と防寒のポイントをわかりやすく紹介します。

3月の渓流は「春」ではなく「冬」に近い

山間部や川沿いは、3月でも気温が一桁になる日が多く、朝夕は0度近くまで冷え込むこともあります。天気が良くても油断できず、風が冷たく体温を奪うので、しっかりとした防寒が欠かせません。

特に水辺では濡れるリスクがあるため、「暖かくて濡れても乾きやすい服装」がベースになります。

3月におすすめの服装とアイテム
  • インナー:吸湿速乾性のある長袖シャツ(化繊やウール素材)
  • ミドル:フリースや中綿入りジャケット
  • アウター:防風・防水性のあるレインジャケット
  • ボトムス:防寒タイツ+撥水性のあるパンツ
  • 足元:ネオプレーン素材のウェーダーや防水シューズ
  • 手袋:防寒&濡れても保温性があるもの(フリース素材など)
  • ネックウォーマー&ニット帽:冷えやすい首元と頭部をカバー

これらをレイヤー(重ね着)で調整することで、気温の変化に対応しやすくなります。

防寒だけでなく「動きやすさ」も重要

防寒ばかりに意識が行くと、厚着になりすぎて動きにくくなることもあります。渓流では岩場を歩いたり川を渡ったりするため、適度なフィット感と伸縮性も考慮した服装選びがカギです。

また、汗をかいた後に冷えて体温を奪われる“汗冷え”にも注意。インナーは必ず吸汗速乾タイプを選ぶようにしましょう。

体温をキープするための+α装備

体が冷えると集中力も下がり、釣果にも影響します。そこで、カイロや温かい飲み物を持参することで、快適に釣りを続けることができます。

特に腰や背中に貼るタイプのカイロは、体全体をじんわり温めてくれるのでおすすめです。荷物に余裕があれば、替えの靴下や手袋もあると安心ですね。

渓流釣りで魚が釣れやすい時間帯の目安

「渓流に行ったけど全然釣れなかった…」

そんな経験、実は“時間帯”が関係しているかもしれません。魚にも活発に動く時間帯があり、それを外すと釣果が出にくくなるんです。

一日を通して魚の動きには波がある

渓流魚は水温や光の加減に影響を受けやすく、常に活発に泳いでいるわけではありません。特にイワナやヤマメといった魚は「薄暗い時間帯」にエサを探して動く傾向が強いとされています。

時間帯状況・特徴
朝(〜9時ごろ)活性が上がり始めるタイミング
夕方(16時〜日没)日差しが弱まり、警戒心が和らぐ
曇りの日日中でも魚の活性が上がりやすいことがある
晴れた日午前中と夕方が狙い目

このように、朝夕の“マズメ時”が一番釣りやすい時間帯として知られています。

真昼は警戒心が高まって釣れにくくなる

太陽が高くなってくる10時〜15時頃は、魚が深場や岩陰に移動しやすく、ルアーやエサにも反応が鈍くなることがあります。日差しが強い日ほど水が透けて見えるため、魚が人の気配を感じやすくなるからです。

特に渇水時期や透明度の高い川では、キャストの位置や立ち位置にも気をつける必要があります。

釣行前に天気と気温もチェックしておこう

前述の時間帯に加えて、天候や気温の変化にも注目してみてください。前日よりも気温が上がる日や、小雨が降ったあとの薄曇りのタイミングは、魚の活性が上がることもあります。

また、川によって水温の上がり方が異なるため、数回通ってデータを取るのもおすすめです。「今日はどの時間帯が一番良さそうか?」を考えるだけでも、釣果にグッと差が出てきますよ。

渓流釣りシーズンはいつ?知っておきたい基本情報まとめ

  • 渓流釣りの解禁日は地域や河川ごとに異なる
  • 寒冷地ほど解禁が遅く、春でも雪が残る場所がある
  • 多くの地域で3月1日前後が解禁の目安
  • 北海道は5月〜6月頃に解禁されることが多い
  • 渓流釣りには禁漁期間があり、違反は罰則対象
  • 禁漁時期は地域によって9月〜翌年5月まで幅がある
  • イワナは春〜初夏と秋が釣れやすいタイミング
  • ヤマメも春〜初夏と秋に活性が高まり釣果が出やすい
  • 渓流釣りのベストシーズンは3月〜6月と9月初旬
  • 初心者には春〜初夏が安全で釣果も期待しやすい
  • 解禁直後の3月は小型でナチュラルなルアーが効果的
  • 釣りの時間帯は朝と夕方が狙い目
  • 防寒と動きやすさを両立した服装が3月釣行には重要
  • タックルは150〜180cmの短めロッドが初心者に最適
  • 釣行前には必ず漁協や公的サイトで最新情報を確認すること

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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